京田辺市商工会女性部 寺本綾乃さん

2018/12/21

 京田辺市商工会女性部では、地域産業の振興発展と地域活性化のため、毎年開催されている「京田辺市産業祭」で出店、提供している「炊き込み御飯」が好評を得ており名物になってきています。
それぞれ手分けして前日に材料を仕込み、当日は、三升釜で15回(約600人分)炊いています。地域振興事業として約10年前に始め、レシピは開始当初から引き継いでおり、ほとんど毎年同じような味を提供できていると自負しております。市の体育館とその周辺で約一万人の来場があるようです。京田辺市民はもちろん市外からの来場客も多く、この炊き込み御飯を楽しみにしている方もいらっしゃるようで、昼過ぎには完売します。女性部としておもてなしをすることに大変喜びを感じています。
 管外視察旅行では、2017年度は泉州を訪問しました。貝塚の水間寺(水間観音寺)、泉佐野の関空近辺、そして、岸和田でだんじり会館や岸和田城を見学に行きました。部員60名中20名ほどの参加がありました。
 また、部員の経営に役立つ事業として、7月に「チョークアート講習会」を開催しました。外部の講師をお呼びして、3時間で小さな黒板のウェルカムボードを作りました。
 女性部員は小売店が多いので、参加した部員は実践として役立つと喜んでいました。ほかには「花いっぱい運動」として、花の苗を全女性部員に、年1回、3苗ずつ配布しており、女性部員としての自覚を促し、一体となることに心がけています。
 府内の商工会では高齢化や部員数減少の悩みがあり、近隣の商工会と連携し、合同でなにかできればと考えています。