木津川市商工会女性部長 中井勝子さん

2018/12/21

 木津川市は、木津町・山城町・加茂町が合併した市で、木津川市商工会女性部は40〜80代まで約80名の部員がいます。エリアが広く行事が多いため3つの支部それぞれが活動をおこなっています。  山城支部では、4月に蟹満寺で開催される「蟹供養放生会」で、お饅頭や椎茸などの特産品で毎年出店しています。5月は木津川市主催の「山背(やましろ)古道 春のは~ふウォーク」という、城陽から木津までの山背古道の半分(約12km)を歩くイベントに出店。網焼きのお餅が1個入ったぜんざいを販売しています。11月末ごろに開催される山背古道約23kmをすべて歩く「山背古道とことんウォーク」でも、ぜんざいを出店しています。ぜんざいが目的で歩くと言う人もいるほど人気です。
 加茂支部では、「花いっぱい運動」と称して、加茂駅前の花壇に花を植えました。また3月に開催される「加茂船屋雛まつり」で紙紐などで手作りした雛人形などで出店しました。
 木津支部は7,9,12月に「屋台村」を開催。この地で古くからおこなわれていた「祇園祭」が昨今交通事情でなくなったため、商工会朝市部会が中心となって木津川市商工会の駐車場でいろいろな屋台が出店しています。
 女性部全体の活動としては、9月に管外研修として京北商工会女性部を訪れました。ランチを一緒にいただき、常照皇寺を訪れ、お互いの活動内容を紹介し合い交流を深めました。
 また、かもまつり(10月)、やましろまつり(11月)、木の津まつり(11月)に、特産品であるたけのこ(角切り)と、ひじき、おからを使った「たけのこコロッケ」で出店しています。前日に約300個作り、当日にその場で揚げて販売しています。女性部が開発した商品で、初年度はみんなで集まって作りましたが、翌年、平成29年度より各支部で作っています。そのほかたくさんの行事がありますので、協力し合いながら活動しています。