長岡京市女性部長 山本 順子さん

2018/12/21

 平成29年度は活動テーマを「交流」として、広報誌『すみれクラブ通信』を創刊。補助金を申請し、毎月発行しました。広報誌制作の意義として“コミュニケーション”が挙げられます。記事について話し合ったり、取材で事業所や地域のことを知ったりすることができますよね。主張発表大会など連合会などの活動の報告もしていますが、読みやすいと評判です。デザイナーの部員さん、または印刷業をしている私が、直接、お店に出向いて取材して記事をまとめています。裏表2ページとはいえ毎月の発行は大変でしたが、部員のお店は無料で取材、紹介することで、部員獲得にも繋がっています。商工会の会報に同封されるだけでなく、行政の協力のおかげで図書館や公民館などに置いてもらったり、JRや阪急など鉄道会社の協力を得て市内の各駅にも置かせてもらっており、店舗をしている事業所は、掲載後に満席になるなどの効果が出てきています。イベントも数回に渡って告知したおかげで、集客が増えました。
 地域振興としては、年2回、夏祭りと長岡京ガラシャ祭で、ウッドピースアクセサリー作りや缶バッヂ作りなど子ども向けに出店しています。また、桂塩鯛さんによる落語会を開催。落語の後、塩鯛さんを囲んで食事をとったり記念撮影をしたりしました。また、平成29年は、2市1町の女性部での交流会も初めて企画しました。
 そのほか“地元民お勧めの穴場”をめぐるコミュニティバスを利用したツアーを企画運営する補助金事業があり、平成30年度に採択され進行中です。長岡京市は京都駅から10数分ほどの立地条件でありながら認知度が低いので、京都への観光客を呼び込めないかと企画したものです。いい店なら部員以外の店でも紹介する予定で、部員勧誘にも繋がればと考えています。平成30年度のテーマは「交流そして、挑戦」。企画部を作りました。さまざまな世代の部員の活発な交流に繋がればと考えています。