2018/12/21

宇治田原町女性部 大辻庸子部長

宇治田原町商工会女性部では、資質向上や親睦を目的として、女性部員や外部講師を招いた各種講習会を年に2回ほど開催しています。特に寄せ植え教室は人気で毎年開催しています。また女性部員が講師となって講習会も開催しており、今までに美容レッスンやアロマクラフト教室などを開催しました。今後も部員さんに講師になってもらう機会を増やしたいと思っています。 そして、メイン事業は、宇治田原をもっと知ってもらおう!と地域振興事業として、京都市の香老舗「松栄堂」さんにご協力いただき共同開発した「宗圓香(そうえんこう)」というお茶の香りがするお香の販売です。 宇治田原産の茶葉を使い、香りが一定になるように、ずっと同じお茶屋さんから茶葉を提供していただいています。2003年に緑茶の香りを販売し始めたのですが、2015年に京番茶、ほうじ茶の2種類の香りが加わりました。茶葉の配合率が高いのが特徴で、緑茶は茶葉20%、京番茶とほうじ茶は50%練りこんでいます。最初はなかなか香りも決まらず、苦労しましたが、女性部員でいろいろと試行錯誤しながら数年かけて開発しました。 宇治田原町商工会、町内のJA直売所、女性部員の店舗などで販売しています。 他に、町内外でのイベントなど年10回ほど出店販売をしており、さわやかで上品な香りだと評判も良く、リピーターさんも増えています。  また、宇治田原町と災害時相互応援協定を結んでいる岐阜県揖斐郡池田町の「みの池田ふるさとまつり」への出店もここ数年出させていただいており、「宗圓香」や宇治田原町の特産品の販売を通して、日本緑茶発祥の地である宇治田原町のPR活動を行っています。 こうした活動を通して、「宗圓香」のファンが全国に広がっているのがうれしく思います。